事務服で仕事をする人たちのご飯事情について

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事務服は作業服や制服として認識されていることから、事務服で外をうろうろすることは好まれていない傾向がありますよね。

そうなると気になるのが、仕事中のご飯はどこで食べるようにしているのか、事務服のままなのかどうかという点です。

そこで今回は、事務服で仕事をする人たちのお昼ご飯などの事情について紹介していきたいと思います。

多くの人はお弁当を社内で食べている

事務服で作業をする人たちと言えば事務職の人たちを連想するのですが、このような人たちのご飯事情としては「お弁当」が圧倒的だと言われています。そして食べる場所も会社の外ではなく食堂や事務所内など車内で食べる人が多い傾向があり、あまり外食をする人はいないようです。

この理由として挙げられているのが、給料の安さや昼休憩の短さが多く見受けられます。事務職の人たちは営業職などほかの業種と比較するとどうしても給料が低く設定されていることが多く、倹約や節約の意味でお弁当を持参している人が少なくありません。

また結婚して家庭を持っている人の中には、家族のお弁当を作る時に自分の分も作っているなど家族のついでに自分のお弁当を作っている人も多いようです。また事務職の人たちは書類などの作業に追われることが多く、仕事内容によってはなかなか定時に昼休憩を取ることが難しい場合もあります。

このため短くなってしまった昼休憩を有効に活用するために、社外に出て食べるよりもお弁当で済ませるという人が少なくないようです。このように節約の面と仕事の合間に食事を摂取することが多いとの理由で、事務服を着て作業をする人の多くはお昼ご飯は弁当にしている人がほとんどだとされています。

中には外食をするという人もいる

このように事務服を着て仕事をしている人の多くは社内でお弁当を食べるケースが多いのですが、業種や会社によっては外でお昼ご飯を食べるという事務職の人たちも少なくありません。外でお昼ご飯を食べる事務職の人たちの理由としては、主に気分転換やリフレッシュなど精神面によるものが多い傾向がみられます。

基本的に事務服を着て仕事をしている人たちは会社内や事務所内で仕事をすることが中心となっており、営業職と比較するとなかなか外に出る機会が少ないですよね。そうなるとストレスを抱えやすくなるのはもちろん、ずっとパソコンや書類を取り扱い続けるため同じ姿勢が続くなど身体的にも負担がかかりやすくなります。

そのためお昼ご飯などの昼休憩を利用して社外や事務所の外に出ることで気分転換やリフレッシュができ、身体面や精神面の疲労回復、作業効率の向上などを図っているようです。ほかにも外食して美味しいものを食べることそのものが気分転換やリフレッシュに繋がっているという人も多く、毎日外でご飯を食べることは難しくてもお弁当を持参して外で食べるという人もいます。

ただ金銭的な負担が大きくなりやすいため、あまり頻繁に外でご飯を食べるという人は少数派だと考えられています。

事務服のまま外食をするのかどうか

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事務服を着て仕事をしている人の中には、昼休憩に外食をしたり外でお弁当などのご飯を食べる人がいます。

ここで気になるのが、外食や外でご飯を食べる際に事務服のままで社外や事務所外に出てもいいのかどうかという点です。

事務服は作業服ではあるもののビジネスマンが身につけているスーツとはまた印象が異なっているため、外に出る際にはどのように対応すればいいのか会社によって規定が異なっていることも少なくありません。例えば銀行など仕事として外出するのであれば事務服のままでも問題はないとしているところが多いのですが、ご飯などの食事はプライベートとして考えているところもあります。

そのため仕事などの用事以外で社外や事務所外に出る時には、私服に着替えてからと規則で決めているところもないわけではありません。また会社によってはスーツと同じ取り扱いとして、わざわざ着替えなくても事務服のままで外食をしてもいいとしているところもあります。

このため事務服のまま仕事以外の用事で外に出ていいのかどうか、外でご飯を食べる時には着替えなければいけないのかどうかは会社の規則や上司の判断を確認しておくことが大切です。

事務服のまま外でご飯を食べるメリットデメリット

事務服のまま外でご飯を食べるメリットとしては、業種によっては会社の宣伝として活用できるところにあります。事務服や事務服を着て仕事をする業種にも色々種類があり、会社によっては事務服に社名を刺しゅうしたり印刷していることもあります。

そうでなくても名札などをつけていれば社名がすぐにわかるようになっているため、会社の存在を外でもアピールすることができると考えられます。特にマナーや態度が良ければ周囲に良い印象を与えることができますし、取引先とのちょっとした交流につながる可能性も少なくないようです。

また実際に事務服を着て仕事をしている人にとってはわざわざ私服に着替える手間が省けますし、私服を汚さずに外食できるという点もメリットとなっています。デメリットとしては、会社の看板を背負ってご飯を食べるためマナーや態度、会話に注意しなければいけない点です。

特に取引先のことや個人情報などプライバシーに関することを大きな声で話してしまうと、社内ではないので誰かに聞かれてしまうとトラブルに発展する可能性があります。マナーや態度が悪い場合も会社の印象を悪くしてしまう可能性が高く、注意が必要です。

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外でご飯を食べたい場合におすすめの事務服

事務服のデザインにはいくつか種類があり、例えば一見すると私服に見えるようなものであればお昼ご飯を外で食べたりそのまま居酒屋で飲みに行っても違和感はないとされています。ただいかにも制服のような雰囲気が強い事務服はあまり好ましくないと考えられているため、そのような場合はスカーフを巻いたりロングネックレスをつけるなどの工夫がおすすめです。

実は事務服などの制服でも1か所を華やかな雰囲気にアレンジするだけで私服のように見えるため、うまくファッションアイテムを取り入れることで事務服の印象を緩和することができます。